主婦が家族の食事とお茶の面倒を見過ぎない。「タイミングの呪縛」から逃れよう。

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こんにちは

こんにちは ちゃくまです。

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便利家電が多数普及しても、「時短メニュー」「簡単手間なしメニュー」を見ても主婦が楽になったと感じていません。いったい何が原因なのでしょうか。主婦業をこなしていない人にすれば「家電も普及しているのに、何がそんなに大変なの?」と疑問に思う事でしょう。

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家族の食事の世話が大変な些細だけど重要な理由

配膳のタイミングを計るのは難しい

それは、意外と些細に見える事が原因です。家族が食事をするタイミングを計りにくいことに関係があります。調理したものを美味しく食べるには、仕上がりのタイミングが重要です。ところが家庭では、しばしば家族の食事時間がバラバラです。

これによって、炊事をする者は、何度も台所に立つことになります。そして調理をするだけでなく、家族がそろそろ食事をしようとしているか、まだ先なのかと常に気配を察する必要が出ます。

それに対して家庭よりずっと多忙に見える飲食店は、客が食卓にスタンバイしています。だから料理人は、できたそばから運ぶだけなので意外に精神的な負担はありません。(もちろん、複数メニューをバランス良いタイミングで出すなど、客の食べるペースをさりげなく見てはいると思います。)

ところが、家庭の場合、飲食店のようにはいきません。家族が、いつ食事をするかタイミングがバラバラです。朝の身支度から食事までの間、いつ食卓に着くかわかりません。

また、夫の帰宅の時間、飲み会の後、出張の前後などに、食事をするのかしないのか、何時ころ帰宅するのか・・など。子供も似たような感じです。

帰宅のタイミングでメニューと調理の手順も変わるが、読みにくい精神的負担

帰宅の時刻やタイミングでメニューも変わります。例えば炒め物は簡単ですが、野菜を投入すれば、作って時間がたつとシャキッとしません。となれば、途中まで作っておいて家族が帰宅してから食べる直前に野菜を投入して炒める・・という手順になります。ところが帰宅のタイミングがわからないと困ります。

朝食のタイミングを計るのも大変

以前は、二人の気配を察しつつ、みそ汁を温め直すためにガスのスイッチを入れたり、ご飯をよそうタイミングを計ったりしていました。

夫が洗面所から食事のために新聞を持ってテーブルの前に付くタイミングで、ホカホカのご飯、みそ汁、他のおかず、箸などを目の前に置く・・というスタイルを十何年も続けてきました。

夕食は、いちいち「今日は何時に帰るか?」と聞けばきっと鬱陶しいでしょうし、仕事の都合で変更はやむを得ないし、いちいち連絡などしていられないという事情も察せるから、推測するしかありません。

それでも食事が出るタイミングがずれると夫からは「飯は?」と、やや強い語気で促されるという始末です。いずれにしても、この調子で、毎日このようにタイミングを計りつつ用意することは気分的に疲れます。単に炊事が大変とかいう次元とは違う精神的な負担です。

「食事を最適なタイミングで出さなくてはいけない」という呪縛をやめよう

「これはおかしい」と思うようになったのは数年前です。常に家族の食事のタイミングを推測して自分の家事のタイミングを合わせることに疑問を感じたのです。そこで「せめて朝食くらいは『タイミングの呪縛』から逃れることにしよう。」と決めました。

夫は、結婚以来、十何年も毎日、洗面所を出て数歩あるき、食卓に着くと同時にホカホカの朝食が出るので、それが当たり前と思っていたようです。だから、たまにタイミングが少し遅れると、若干不機嫌になるのです。

「最適なタイミングで食事が出るのは当たり前ではない」事を伝える

ある時、私は言いました。「食卓に着くと同時に暖かいごはんが出るのが当たり前だと思っているかもしれない。けれども、そのために、台所に居ながら、いつも洗面所の音の気配を察して、逆算して味噌汁の鍋を火にかけたりしている。それは、ものすごく神経使う。」という内容です。

朝食はセルフサービスへ

ポイントはトレイを使う事

そして、以後はセルフサービスにしました。

トレイと食器を用意しておき、食べ終わったら台所のシンクに食器を戻してもらうシステムです。トレイに食器をセットすることで、食卓が汚れにくくなります。また配膳と片付けの手間も最小限で済みます。当然、その時は味噌汁も冷めていますが、各自、少し火にかけて温め直してもらうことにしました。

お茶類もセルフサービス

食事の後のお茶やコーヒーをすぐに飲むために、保温ポットにお湯を入れておきます。お茶類も各自セルフサービスです。このお茶類も、以前は「お茶飲む?」「コーヒー飲む?」のように声をかけていました。けれども、たまに自分が飲むタイミングで、気を利かせたるもりで夫にコーヒーを出すのですが、逆にムッとされることがありました。飲みたいタイミングではなかったようです。

気を使っても相手が喜ぶとは限らない

こんなことがあるので、気を使ったつもりでも相手が喜ぶとは限らないのです。逆に内心は「余計なことを」と思っていることがあるでしょう。それに気付いてからは、お茶類も、食事時以外も「飲みたい人は各自セルフサービス」に徹することになりました。

用意してあるのは、全てインスタントかティーバッグです。コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶、を常備しています。おやつも各自が食べたいときに台所から食べたい分を持ってくるルールです。

主婦が飲食の面倒をみて当たり前という概念は、もう古い

思うに、日本に限るのかわかりませんが、世の中は時代も変わっているのに昭和の風潮が残り過ぎです。時代が変化しているのに、(夫婦で働いている家庭が多いなど)例えば運動系のスポーツ教室や小中高の運動部などで、母親が「お茶当番」「子供達を自家用車で送迎当番」などをやっていると聞きます。

確かに、親がサポートする事は大事ですし、親が用意したお茶を飲むのは嬉しいことでしょう。けれども子育て中は「自分の事は自分でやる」のが原則のはずなのに、運動系に団体になると、親が手を出し過ぎています。

運動をする子供は多いので「親や母親が、主婦が、家族の食事の世話をあれこれ面倒見るのは当たり前」という価値観が生まれます。世話を焼きたい気持ちは抑えて「自分の事は自分で」させてはどうなのかなと思います。

「見守ること」と「手を出し過ぎるサポートもどき」は別

親側も、「お茶を持参しつつ、子供の様子を見守りたい。」その気持ちはわかります。けれども見守ることと手をかけ過ぎることは別です。これなどは明らかに日本の古い習慣と価値観がそのまま温存されています。

水面下では「子供の運動部のお茶当番が精神的にも時間的にも負担」という声がかなり耳に入ります。けれども表立っては、みなさん、子供がいるし、実際、監督やコーチの方、サポートする方にお世話になっているという感謝の気持ちが大きいし、「お茶当番廃止」は角が立つというか、人間関係的にトラブルを招きそうで、なかなか言い出せないようです。

もちろん、負担に思う人だけではなく、喜んでやっている人もいます。でも、今はペットボトルもあるし、お茶は各自が水筒に持参すれば済む事ではないでしょうか。

 親の自己満足のために貴重な体験を奪わない

子供には自立心を持たせることも必要だと言いながら、その一方、自分で調達できるはずのお茶を、わざわざ当番の親が持参してずっとスタンバイしている・・、送迎も徒歩、自転車、公共の交通機関で子供だけで行くことも重要な体験のはず。

防犯上の理由や、早朝で交通機関が時間的に稼働していない、などの事情も考えられます。けれども、多くは練習試合で出向くのでしょうが、果たして、そもそも頻繁に、そこまでする必要があるかなども、見直す時代になっているのではと思いますね。

子供だけで行けない場所に行くのはそもそも無理があるのです。そしてこうした習慣は「親がしてくれるのは当たり前、誰かがサポートして当たり前」という概念を幼いころから植え付けることになります。

一方でやりたくてやっている場合、「やってあげている」と自負することで、自分の存在意義を確信できるという面もあるのでしょう。でも手をかけてやれば良いという事ではないと思うのです。

さいごに

こうした古い概念は、家庭の中から少しずつ崩していくことが必要です。配膳と台所のシンクに戻すくらいは、小学生にもなれば、子供でもできます。小学校1年生でも給食で、そうできているのです。だから主婦は自分の存在意義を満足させるために手を出し過ぎない、そして家族の面倒を見過ぎない、家族は出来ることは自分でする・・家事分担云々以前に、こうした感覚は基本的な事で重要なことです。

家庭の中のちょっとした習慣が、その人の「当たり前」を産みます。「できることは各自で」というスタイルを当たり前にすることは現代では重要なことです。

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