ミニマリストはなぜ、「自分らしさ」を重視するのか?

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最近のミニマリスト的傾向に共通していることがあります。それは「個人である自分」への追求が強くなっていることです。つまりは「自分らしさ」の追求です。

それに対して従来の日本人は、事情がちがっていたはずです。個人である自分を程度封印する生き方です。それは社会や家族の中の役割や立場を重視することです。

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個人を重視できるのは世の中が成熟してきたから

「個」より「公」の立場が重視されていた理由は推測できます。世の中や社会のシステムが未完成で不安定だったからです。

例えば日本は災害が多い国です。災害への対応は個人では対応しきれません。複数の人々が協力し合う必要があります。

その他、便利な機器が少なかった過去の時代は、男女や年齢における特性を生かすことが必要不可欠であったのです。

「力」が必要な場面には体力、腕力のある男性が協力し合い、その間に女性が細かな炊事などを担う・・こうした流れになるのは自然なことだったはずです。

何もない時代だからこそ、生まれながらの特性を活かす必要があったのです。同時にそれは個人であることではなく、生まれながらの立場を維持し続けることにつながります。

災害以外の事でも同じです。庶民の暮らしでは、経済的負担を減らすために自然発生的に共有することを行ったことでしょう。

個人の経済力やできることには限界があっても、複数の人が協力しあう事で苦難を乗り越える事が可能になったことは多々あるはずです。

このように経済や災害などに対応できるシステムにおいては、とてもじゃないけれど「個人の思いがどうのこうの・・」なんてことは言っている余裕などなかったことでしょう。

だからこそ、古来は、必然的に個人よりもその集団の中での立場や役割が重視されていたと思われます。そうした渦中に生きた人々はおそらく「個の自分」への思いや疑問などは考える事も気がつく余裕すらなかったかもしれません。

ところが、世の中は変化しました。まだ課題があるとはいえ、災害には行政を挙げて対策がとられるようになりました。経済的にも水面下では多々問題があるとはいえ、建前上は古来と比較して圧倒的に改善されています。

そうなると、各個人の立場に変化が起きます。社会や地域や家族の中の役割、立場などをそれほど気にしなくても良くなるのです。

このよう流れを受けて「個人としての自分」に思う存分目を向けられるようになってきているのです。

「極限まで持たない暮らし」は社会のシステムを信頼してこそ可能である

つまり、「ミニマリスト」とは、より深く個人である自分を追求しようとする人たちであるとも言えます。そして、それが可能ということは、世の中がある程度成熟したからこそです。

「いや、世の中は成熟などしていない。まだまだ課題がある。」と言う人もいるかもしれません。確かにそうですが、冷静に考えてみればなんだかんだ言って30年前よりも様々なことが多数良くなっている今があります。

エアコンのある家は当たり前ですし、服は庶民でも多くの人が捨てるのに悩むほど持っているし、スマホを持っていない若者なんて見たことがありません。まだまだ経済的にも社会的にも不安や課題を感じる人がいるとはいえ、明らかに成熟している点は多いですね。

ミニマリストが前面に出てきた背景は、世の中がある程度成熟したことにあります。何かを手に入れるために、がむしゃらにならなくてはいけないような、そういう背景が不要になったということです。

すでに欲しい物は手に入れているし、仮に欲しくなっても割と簡単に手に入れられる。そう思うからこそ手元に物を置く必要がないのです。

ただし、私は「物を持たなすぎる」事にはある程度警戒をしています。と言うのも、世の中は不変だからです。多くの人が物を手放して、物がスッカラカンになった瞬間、どうなるんだろう、と思っています。

そういう意味でも、ミニマリストを強固に表現する方というのは、世の中をつくづく信頼しているのだろうと推測できる面があります。

持たない暮らしの最大の弱点とは変化に弱いことです。つまり、極端に物を持たないということは世の中がそう大きく変わることはないと信頼を置いていなければ実現不可能です。

それだけに、ミニマリストが増えているとすれば、社会のシステムの信頼性が増していることででもあるのでしょうね。

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